審査・申込ガイド

カードローンの必要書類を完全解説|提出方法から注意点まで

カードローンの申し込みを検討しているけれど、どんな書類が必要なのか分からないとお悩みではありませんか?

必要書類が分からないまま申し込みをすると、書類不備で審査が遅れたり、最悪の場合は審査に落ちてしまう可能性もあります。

この記事では、カードローン申し込みに必要な書類を詳しく解説し、スムーズに審査を通過するためのポイントをお伝えします。事前に準備すべき書類を把握して、確実にカードローンを利用しましょう。

カードローン申し込みに必要な書類一覧

カードローンの申し込みに必要な書類は、大きく分けて以下の3種類です。

本人確認書類(必須)

すべての申込者に必要

  • 運転免許証
  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 健康保険証
  • 住民基本台帳カード

本人確認書類は、申込者の身元を確認するために必ず提出が必要な書類です。顔写真付きの書類が優先されます。

収入証明書類(条件により必要)

以下の場合に必要

  • 借入希望額が50万円以上
  • 他社借入との合計が100万円超
  • 審査の過程で提出を求められた場合

主な収入証明書類:

  • 給与明細書(直近2~3ヶ月分)
  • 源泉徴収票
  • 確定申告書
  • 所得証明書
  • 納税証明書

その他の書類(場合により必要)

特定の状況で必要になる書類:

  • 住民票(本人確認書類の住所と現住所が異なる場合)
  • 公共料金の領収書(住所確認のため)
  • 在籍証明書(勤務先確認のため)

本人確認書類の詳細と注意点

本人確認書類は申し込みの際に必ず必要な重要な書類です。それぞれの特徴と注意点を確認しましょう。

運転免許証

最も推奨される本人確認書類

メリット:

  • 審査がスムーズに進む
  • 顔写真付きで信頼性が高い
  • 住所変更がしやすい

注意点:

  • 有効期限内であること
  • 裏面に記載がある場合は両面提出
  • 住所変更を忘れずに

パスポート

顔写真付きで信頼性の高い書類

注意点:

  • 有効期限内であること
  • 住所記載欄がない場合は別途住所確認書類が必要
  • 所持番号確認欄も含めて提出

マイナンバーカード

政府発行の公的身分証明書

メリット:

  • 最も信頼性が高い
  • オンライン本人確認に対応

注意点:

  • 個人番号(マイナンバー)部分は隠して提出
  • 表面のみの提出でOK
  • 通知カードは本人確認書類として使用不可

健康保険証

顔写真がない書類のため追加確認が必要な場合あり

注意点:

  • 現住所の記載があること
  • 有効期限内であること
  • 追加で住民票等の提出を求められる場合がある

収入証明書類が必要になるケース

収入証明書類は、すべての申込者に必要ではありませんが、以下のケースでは提出が必要になります。

50万円以上の借入希望時

貸金業法により定められた基準

カードローンで50万円以上の借入を希望する場合、法律により収入証明書の提出が義務付けられています。これは申込者の返済能力を適切に判断するためです。

他社借入との合計が100万円を超える場合

総量規制の確認のため

他社からの借入と合わせて100万円を超える場合も、收入証明書の提出が必要です。これは**総量規制(年収の3分の1まで)**の範囲内かどうかを確認するためです。

審査の過程で求められる場合

より詳細な審査のため

50万円未満の申し込みでも、審査の過程で収入証明書の提出を求められる場合があります。これは以下のようなケースです:

  • 申告年収と他の情報に矛盾がある
  • 勤続年数が短い
  • 他社借入の状況を詳しく確認したい

収入証明書類の種類と準備方法

収入証明書類にはいくつかの種類があります。自分の働き方に合った書類を準備しましょう。

給与明細書

会社員・パート・アルバイトの方

必要な期間:

  • 直近2~3ヶ月分
  • 賞与がある場合は賞与明細も

注意点:

  • 会社印または会社名の印字があること
  • 手書きの場合は会社印が必須
  • 支給額と控除額が明記されていること

源泉徴収票

前年度の年収が分かる書類

メリット:

  • 年収が一目で分かる
  • 会社が発行するため信頼性が高い

注意点:

  • 最新年度のものを用意
  • 会社印があることを確認
  • 再発行には時間がかかる場合あり

確定申告書

自営業・フリーランスの方

必要な書類:

  • 確定申告書第一表
  • 所得税青色申告決算書(青色申告の場合)

注意点:

  • 税務署の受付印があること
  • e-Tax利用の場合は受信通知も提出
  • 最新年度のものを用意

所得証明書

市区町村が発行する公的書類

取得方法:

  • 市区町村の窓口で申請
  • コンビニ交付(マイナンバーカード必要)
  • 郵送申請

注意点:

  • 発行から3ヶ月以内のもの
  • 手数料がかかる(300円程度)

書類の提出方法と手順

準備した書類は、以下の方法で提出できます。最も便利な方法を選択しましょう。

オンライン(スマホ・PC)での提出

最も便利で早い方法

提出手順:

  1. カードローン公式サイトまたはアプリにアクセス
  2. 申し込みフォームに必要事項を入力
  3. 書類をスマホで撮影またはスキャン
  4. 画像ファイルをアップロード
  5. 提出完了

メリット:

  • 24時間いつでも提出可能
  • 審査時間が短い
  • 来店不要

注意点:

  • 画像が鮮明であること
  • ファイル形式の確認(JPEG、PNG等)
  • ファイルサイズの制限内であること

郵送での提出

インターネットが苦手な方向け

提出手順:

  1. 申込書を記入
  2. 必要書類のコピーを準備
  3. 専用封筒で郵送

注意点:

  • 到着まで数日かかる
  • 紛失リスクがある
  • 審査開始が遅れる

店舗・自動契約機での提出

対面での相談を希望する方向け

メリット:

  • スタッフに直接相談できる
  • その場で書類確認が可能
  • カード即日発行

注意点:

  • 営業時間内の来店が必要
  • 待ち時間が発生する可能性
  • プライバシーへの配慮が必要

書類提出時の注意点とよくある失敗

書類不備で審査が遅れることを避けるため、以下の点に注意しましょう。

書類の有効期限

期限切れは提出不可

  • 運転免許証:有効期限内
  • パスポート:有効期限内
  • 所得証明書:発行から3ヶ月以内
  • 給与明細書:直近のもの

不鮮明な画像での提出

よくある失敗例:

  • 文字が読めない
  • 影で見えない部分がある
  • ピンボケしている
  • 一部が切れている

対策:

  • 明るい場所で撮影
  • 書類全体が写るように
  • 手ブレに注意
  • 提出前に画像を確認

個人情報の取り扱い

セキュリティ対策

  • マイナンバーは隠して提出
  • 不要な個人情報は黒塗り
  • 安全な通信環境で送信
  • 書類のコピーは適切に処分

書類不備で審査が遅れないためのチェックリスト

提出前に以下の項目をチェックして、スムーズな審査を実現しましょう。

本人確認書類のチェックポイント

  • ☑ 有効期限内である
  • ☑ 現住所と一致している
  • ☑ 裏面に記載がある場合は両面撮影
  • ☑ 文字が鮮明に読める

収入証明書類のチェックポイント

  • ☑ 最新のものである
  • ☑ 会社印または公印がある
  • ☑ 支給額が明記されている
  • ☑ 必要な枚数が揃っている

提出時のチェックポイント

  • ☑ ファイル形式が対応している
  • ☑ ファイルサイズが制限内
  • ☑ 全ての必要書類を添付
  • ☑ 個人情報の取り扱いに配慮

よくある質問(FAQ)

Q. 給与明細書がない場合はどうすればいいですか?
A. 勤務先に再発行を依頼するか、源泉徴収票や所得証明書で代用できます。自営業の方は確定申告書を提出してください。

Q. 書類に不備があった場合はどうなりますか?
A. カードローン会社から連絡があり、再提出を求められます。審査が一時停止するため、時間がかかってしまいます。

Q. マイナンバーカードを提出する際の注意点は?
A. 個人番号(12桁の数字)部分は必ず隠して、表面のみを提出してください。裏面の提出は不要です。

Q. 他社借入がある場合、何か特別な書類が必要ですか?
A. 基本的には通常の必要書類で問題ありませんが、借入残高によっては収入証明書の提出が必要になる場合があります。

Q. 書類の有効期限はどのくらいですか?
A. 本人確認書類は有効期限内、収入証明書は発行から3ヶ月以内が一般的です。各カードローン会社の規定を確認してください。


カードローンの申し込みに必要な書類について詳しく解説しました。事前の準備が審査をスムーズに進める鍵となります。

必要書類を確実に準備して、安心してカードローンを利用しましょう。分からないことがあれば、各カードローン会社のサポートセンターに相談することをおすすめします。

今すぐカードローンを申し込みたい方は、各社の公式サイトから手続きを開始してください。

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