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学生がお金を借りる前に、奨学金を滞納した私が伝えたいこと

南 拓也

個人事業主 | 資金調達ライター フリーランスとして活動しながら、消費者金融・ファクタリング・不動産担保ローン・買取サービス・自動車ローンを実際に利用した経験を持つ。銀行融資に依存しない資金調達の手段を自ら試し、現在も複数の金融サービスを並行利用中。「借りる側・使う側の視点」から各サービスの実態を書くことをモットーとしている。掲載情報は審査通過を保証するものではなく、実体験に基づく比較情報の提供を目的としている。

学生時代のお金の借り方は、思っているより長く影響します。

私は大学時代に奨学金を借り、今も返済できていない状態が続いています。さらに消費者金融3社の返済も抱えており、総量規制に近い残高になっています。学生時代の借入の判断が積み重なった結果です。

この記事では、学生がカードローンを使える条件と、借りる前に知っておくべきことの両方を書きます。

学生がお金を借りられる条件

基本的な条件を整理します。

消費者金融の多くは20歳以上を申込条件としています。アルバイトなどの継続的な収入があることが前提で、収入が全くない状態では審査が通りません。

18歳・19歳の場合は、成年年齢引き下げにより法律上は契約可能になりましたが、多くの消費者金融は依然として20歳以上を条件としています。未成年の場合は利用できる金融機関が大幅に限られます。

学生でも申し込める消費者金融の条件は「20歳以上で安定したアルバイト収入があること」が基本です。3ヶ月以上継続しているアルバイトで、月数万円の収入があれば審査対象になるケースがあります。

奨学金という選択肢について

大学進学時に奨学金を借りました。返済は卒業後から始まるため、学生時代には返済の重みが実感しにくい仕組みです。

卒業して働き始めると、毎月の返済が固定費として発生します。就職した仕事・給与・生活費の状況によっては、奨学金の返済が重くのしかかります。私はその後消費者金融の借入も積み重ねた結果、奨学金の返済が困難な状態になりました。

奨学金は消費者金融より低金利または無利息です。学業に必要な資金の調達手段として、消費者金融より優先的に検討すべき選択肢です。ただし卒業後も返済が続くことを、借りる前に明確に理解しておくことが重要です。

消費者金融を学生時代に使う場合

アルバイト収入があって急な出費がある場合、消費者金融という選択肢があります。以下は実際に使っている3社の情報です。

セントラルは金利4.8〜18.0%(初回30日間無利息)、最大300万円。20歳以上でアルバイトなどの収入があれば申し込み可能です。初回無利息を翌月のアルバイト代で完済できる見込みがある場合は、コストをゼロにできます。

フタバは金利14.959〜19.945%(初回30日間無利息)、最大50万円。同様に20歳以上の安定収入が条件です。

スカイオフィスは金利15.0〜20.0%、最大50万円。3社の中で審査レスポンスが最速でした。

ただし、これらの金利は月単位では小さく見えますが、残高が残り続けると積み上がります。私の適用金利はセントラルで15%ですが、学生時代から使い始めて残高が増えていくケースを、自分の経験から想像することができます。

学生時代の借入がその後に与える影響

奨学金と消費者金融の両方を返済している今の状況から言えることがあります。

学生時代に借りたお金の返済は、社会人になった後も続きます。新卒の給与水準は多くの場合高くなく、そこに奨学金の返済が加わると、家賃・生活費との兼ね合いで資金繰りが厳しくなります。さらに急な出費への対応のため消費者金融を使い始めると、残高が積み上がっていきます。

私の現在の状況はそのような経緯の結果です。「学生時代に少し借りる」という判断が積み重なって今の状態になっています。

借りる前に考えること

本当に今借りる必要があるかを確認してください。

アルバイトのシフトを増やす・不用品を売る・友人や家族に相談するといった選択肢を先に検討することをお勧めします。消費者金融は即日で資金を用意できる反面、金利コストが発生します。

翌月のアルバイト代で確実に返せる金額だけを借りることが、コストを最小化する使い方です。返せる見込みがない状態での借入は、残高が積み上がる起点になります。

就職活動への影響も頭に置いてください。消費者金融からの借入自体が就職に影響することはありませんが、延滞が発生すると信用情報に記録が残り、将来のカードローン・住宅ローンの審査に影響します。

よくある質問

アルバイトをしていない学生でも借りられますか?

消費者金融は安定した収入がないと審査が通りません。収入がない場合は消費者金融での借入は難しいです。奨学金や大学の緊急小口資金制度(多くの大学が設けている)を先に確認することをお勧めします。

親にバレずに借りられますか?

20歳以上であれば親の同意なしで契約できます。Web完結で郵送物なしの会社を選べば郵便物の問題はありません。ただし返済口座の明細には記録が残ります。

月収がいくらあれば借りられますか?

明確な下限は公式に設定されていませんが、継続的なアルバイト収入があることが前提です。月5万円程度以上が目安として挙げられることが多いですが、審査結果は個人の状況によります。

奨学金の返済と消費者金融の返済は並行できますか?

できますが、両方の返済が固定費として重なることを理解した上で判断してください。私自身が奨学金滞納と消費者金融返済の両方を抱えている状態で、これが理想的な状況でないことは明らかです。

まとめ

学生でもアルバイト収入があれば消費者金融を利用できる条件はあります。ただし学生時代の借入の判断は、卒業後の生活に長く影響します。

奨学金を滞納して消費者金融の残高が総量規制に近い今の状況は、複数の借入が重なった結果です。学生時代のお金の選択が10年後の自分の状況を作ります。

借りる前に、本当に今必要かどうか、翌月に確実に返せる金額かどうかを確認してください。急いでいる場合でも、この確認だけはしてから動くことをお勧めします。

返済が困難な状況にある場合は、日本司法支援センター(法テラス:0570-078374)にご相談ください。

本記事は2026年5月時点の情報に基づいています。サービス内容・審査条件は変更になる場合があります。借入は返済できる範囲で計画的に。

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